【50代・NISA運用】2026年9月の投資記録|13.5万円入れて、3万円しか増えなかった月

2026年9月のNISA運用記録として、12万円を追加投資しながら資産状況を確認する50代男性のイラスト 月次報告(投資結果)

2026年9月の投資記録です。

先月は「42万円増えたけど、29万円は自分が入れたお金」という話を書きました。今月は、その逆が起きました。

約13.5万円を入れたのに、資産は3万円ほどしか増えていません。


① 今月の市況概観

指標8月末9月末月間
日経平均66,312円66,754円+442円(+0.67%)
TOPIX4,1564,109-48(-1.15%)
ドル円159〜160円157円台前半円高方向

9月は、金利の話題が多い月でした。

米国では長期金利が上昇し、30年債利回りは2002年以来の高い水準に達しています。イラン情勢によるエネルギー価格の高騰がインフレ懸念につながり、FRBの追加利上げ観測が強まりました。

日経平均は月末30日に1,272円高となり、月間ではわずかにプラスで終わっています。ただ、月の途中は上下に振れていました。


② 日経平均とTOPIXが逆方向に動いた

今月、気になったのはこれです。

日経平均は+0.67%、TOPIXは-1.15%。同じ日本株の指数が、逆方向に動きました。

NT倍率(日経平均÷TOPIX)で見ると、8月末の約15.9倍から9月末は約16.2倍に上昇しています。

時期NT倍率相場の状態
6月末約17.5倍日経平均だけが強い
7月末約16.0倍急低下
8月末約15.9倍横ばい
9月末約16.2倍再び日経平均優位へ

7月に急低下したNT倍率が、9月は上昇に転じました。日経平均に影響の大きい銘柄が買われ、市場全体はふるわない。その形に戻りつつあります。

この動きは、自分の資産にそのまま出ました。あとで書きます。

▼NT倍率について詳しく
👉 NT倍率とは?日経平均だけ強い相場の偏りが数字で見えた|50代の使い方


③ FX(ドル円)

ドル円は8月末の159〜160円から、9月末は157円台前半まで円高方向に動きました。

米国の金利が上がっていたので、本来ならドルが買われる場面です。
それでも円高に振れたのは、日銀の利上げ観測と、為替介入への警戒感があったからです。9月下旬には財務官の発言で一時的に円高が進む場面もありました。

先月の月次報告で、資産形成中は円高の方がありがたいと書きました。同じ金額で買える口数が増えるからです。

今月は実際に円高に動きました。それでも、やったことは何もありません。積立額も変えていません。

円高で少し多めに口数が買えたはずですが、その分オルカンの評価額は下がっています。実際、積立で入れた約11万円を除くと、今月の投資信託は約4.7万円値下がりしていました。

口数は増えて、評価額は下がる。資産形成中はそれでいい、と自分に言い聞かせています。

▼円高で買えたはずなのに、実感がない理由
👉 オルカンを1ドル何円で買ったのか分からない|投資信託の為替が見えない理由


④ ポートフォリオ成績

9月末時点の資産状況です。

区分時価評価額前月比評価損益
資産合計4,754,158円+28,270円(+0.60%)+779,344円
国内株式3,087,765円-35,075円(-1.12%)+577,951円
投資信託1,666,393円+63,345円(+3.95%)+201,393円

入れたお金と、増えたお金

先月と同じように、増えた分を分けてみます。

内訳金額
自分で入れたお金(オルカンの積立)約11万円
自分で入れたお金(個別株を買った分)約2.5万円
相場で減ったお金(持っている株の値下がり)約-10.7万円
合計約+2.8万円

約13.5万円を入れて、約10.7万円分値下がりした。差し引き約2.8万円のプラスです。

先月は「増えた42万円のうち29万円は自分の金」でした。今月は「入れた13.5万円のうち10.7万円が消えた」。同じ見方をすると、こうなります。

資産合計の数字は増えています。でも、相場では減った月でした。

国内株式はTOPIXとほぼ同じ動き

国内株式は前月比-1.12%でした。

同じ期間のTOPIXは-1.15%。ほぼ同じです。一方の日経平均は+0.67%でした。

9月の動き
日経平均+0.67%
TOPIX-1.15%
自分の国内株式-1.12%

自分のポートフォリオは、日経平均ではなくTOPIXに近い動きをする。7月の月次報告から書いてきたことが、数字としてきれいに出ました。

日経平均が上がっているニュースを見ても、自分の資産は増えていない。理由はこれです。持っている銘柄の性格が、日経平均を動かす銘柄とは違うからです。

▼この現象について詳しく
👉 日経平均が下がった日、自分の資産は増えていた|高配当株投資で気づいたこと


⑤ 今月の行動

建設業を1銘柄だけ買った

今月の買い付けは、新規1銘柄だけです。建設業を約2.5万円分、ミニ株で買いました。売却はありません。

買う順番は、いつもこうしています。

  1. 比率の小さい業種から、欲しい銘柄を見つけておく
  2. EPS・PER・PBR・キャッシュフローを見て、内容を確認しておく
  3. その銘柄が下がって、利回りが自分の基準(4%程度)に届いたら買う

利回りだけでは買いません。配当を出し続けられる会社かどうかを、稼いでいるか(EPS)、株価が割高でないか(PER・PBR)、現金がちゃんと入ってきているか(キャッシュフロー)で確認します。

利回りが高いだけの銘柄は、業績が悪化して株価が下がっているだけかもしれません。そういう銘柄を買うと、減配で利回りも消えます。

▼見ている指標について詳しく
👉 高配当株の買い方|初心者が見るべき指標と自分の判断基準

業種のバランスは常に頭にありますが、それだけで買うことはしません。内容を確認した銘柄が、欲しい値段になったときに買う。今月はそのタイミングが1回だけ来ました。

建設業は9月末時点で全体の1.6%しかない業種なので、結果として比率の小さいところを厚くする形になっています。

買ったあとの株価は、上がったり下がったりしています。買った瞬間から上がる銘柄などないので、そこは気にしていません。内容を確認して買っているので、配当が続く限り持ち続けます。

先月は約19万円買っていたので、今月はかなり控えめです。基準に届く銘柄がなければ動かない。そういう月でした。

9月の配当は2,034円

今月受け取った配当は2,034円でした。9銘柄から少しずつ入っています。

月受取配当金銘柄数
2026年6月34,834円多数
2026年7月0円0
2026年8月120円1
2026年9月2,034円9

金額としては小さいですが、9銘柄に分かれて入ってきたのは今までにないことです。

日本企業は3月決算が多いので、配当は6月と12月に集中します。ただ、決算月が違う会社を持っていると、それ以外の月にも少しずつ入ってきます。

銘柄数を増やしてきた結果、配当が入る月も分散し始めたということです。業種の分散を意識して買ってきましたが、決算月の分散は意識していませんでした。結果的についてきたものです。

毎月2,000円入るようになっても生活は変わりません。ただ、0円の月より、いくらかでも入る月がある方が、続けている感覚は持ちやすいと思います。


⑥ 分散はどう変わったか

四半期ごとに、保有の構成比を載せることにしています。9月末の状況です。

2026年9月末のセクター別構成比
項目7月末8月末9月末
銘柄数45銘柄46銘柄47銘柄
業種数23業種24業種24業種
上位7銘柄の比率81.7%76.4%75.8%
上位6業種の比率82.7%78.0%77.5%

8月は上位7銘柄の比率が5.3ポイント下がりましたが、9月は0.6ポイントです。買い付けが少なかったので、当然そうなります。

目安にしている80銘柄までは、あと33銘柄。ペースとしては月1〜2銘柄なので、まだ数年かかります。

急いでいません。売らずに、買う分だけで少しずつならしていく。そう決めたので、下がる月を待ちながら続けます。


⑦ 投資家心理

9月末にかけて、日経平均VI(値動きの大きさへの警戒度を示す指数)は低下しました。株価が堅調に推移したことで、警戒感が緩んだ形です。

7月には40を超える場面がありましたが、それに比べれば落ち着いています。

ただ、米国の金利上昇とイラン情勢は続いています。相場が静かに見えるときの方が、何か起きたときの振れ幅は大きいかもしれません。

参考リンク
👉 CNN Fear & Greed Index
👉 日経平均VI(日本経済新聞)


⑧ 来月への一言

資産は475万円になりました。前月比プラスですが、相場では約10.7万円減った月です。入れたお金で押し上げただけでした。

数字がプラスだと安心しますが、中身を分けて見ないと自分の状況が分かりません。先月がその逆だったので、2ヶ月続けて確認できたのは良かったと思っています。

やることは変わりません。オルカンの積立は淡々と続ける。高配当株は、内容を確認した銘柄が自分の基準まで下がったときだけ買う。それだけです。


運用環境(楽天トリオ)

口座や積立の動線は楽天カード・楽天証券・楽天銀行にまとめています。
配当金は株式数比例配分方式で証券口座に受け取っているので、NISA分は非課税のまま再投資にまわせます。

👉 楽天カード・楽天証券・楽天銀行をまとめるメリット|投資管理がラクになった話

▼あわせて読みたい

▼前月(8月)の投資結果はこちら
👉 【50代・NISA運用】2026年8月の投資記録|売らずに偏りが5ポイント下がった話

▼高配当株をどう選んでいるか
👉 高配当株の買い方|初心者が見るべき指標と自分の判断基準

▼配当金を続けて感じたこと
👉 配当金って意味ある?高配当株を続けて分かったこと


※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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さんじ

51歳の会社員。副業でブログを運営しています。

システム開発とインフラ設計に約20年携わった後、財務経理部門へ。
簿記2級・ビジネス実務法務検定2級・宅地建物取引士・FP技能士2級を保有。

投資歴は2年。49歳から楽天証券のNISAでオルカンを積立、
余剰資金で高配当株(ミニ株)を約50銘柄保有しています。

「50代から始める投資で迷ったこと・気づいたこと」を、
実体験ベースで等身大に発信しています。

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