最近、気づいたことがあります。
日経平均が大きく下がった日ほど、自分の保有株はなぜか上がっている気がする。
最初は気のせいだと思っていました。でも6月26日、日経平均が3,005円安という歴史的な下げ幅を記録した日。夜にYahoo!ファイナンスの自分のポートフォリオを開いたら、保有株の多くがプラスでした。
気のせいではありませんでした。調べてみると、ちゃんと理由のある現象でした。
① 日経平均と自分のポートフォリオは「別物」
まず前提として、日経平均は225社の株価の平均です。そして、株価そのものが高い一部の銘柄(いわゆる値がさ株)の影響を非常に強く受けます。
最近の日経平均を動かしているのは、主にAI・半導体関連の大型株です。日経平均が1日で3,000円動くような日は、たいていこれらの銘柄がまとめて売られたり買われたりしています。
一方、自分が持っているのは高配当株が中心。通信、保険、物流、建設といった、いわゆる地味な業種です。半導体はほとんど持っていません。
つまり、日経平均が暴落しても、その下落の中心にいる銘柄を自分が持っていなければ、資産はほとんど影響を受けないのです。
② むしろ「上がる」ことがあるのはなぜか
影響を受けないだけなら分かります。でも実際には、日経平均が下がった日に自分の保有株が上がっていることがある。これが不思議でした。
調べてわかったのは「資金の移動」です。
半導体株を売った投資家のお金は、現金のまま置いておかれるとは限りません。「次はどこに置こうか」となったとき、値動きが穏やかで配当がもらえる高配当株に流れてくることがあるのです。
専門用語では「セクターローテーション」と呼ぶそうですが、要するに席替えです。派手な席から地味な席へ、お金が移動する。その地味な席に、たまたま自分が座っていた。それだけのことでした。
③ 日経平均のニュースに振り回されなくなった
この仕組みに気づいてから、相場ニュースとの付き合い方が変わりました。
「日経平均、歴史的下げ幅」という見出しを見ても、まず自分のYahoo!ポートフォリオを開く。実際にはたいして動いていないことが多い。むしろプラスの日もある。
逆に「日経平均、史上最高値更新」のニュースの日も、自分の資産がそれほど増えていないことがあります。上がっているのは半導体で、自分は持っていないからです。
ニュースの数字と自分の資産は別物。見るべきは自分の画面。
当たり前のことなんですが、実際に体験するまで、頭では分かっていませんでした。
④ 自分の「見るべき画面」を作る方法
自分はYahoo!ファイナンスのポートフォリオ機能を使っています。無料で、やることは3つだけです。
- Yahoo! JAPAN IDを作る(無料)。すでに持っていればそれでOK
- Yahoo!ファイナンスの「ポートフォリオ」から、保有している銘柄と保有数・購入価格を登録する
- 気になっている銘柄(まだ買っていない株)も登録しておく
これで、自分の資産が今日どれだけ動いたかが一目で見られる画面ができます。
証券会社のアプリでも見られますが、Yahoo!は「まだ買っていない銘柄」も一緒に並べられるのが便利です。買い時のチェックにも使えます。
日経平均のニュースを見る前に、この画面を見る。それだけで相場との距離感がずいぶん変わります。
⑤ 50代の投資は「一喜一憂しない仕組み」が大事
50代からの投資は、残り時間を考えると大きな失敗ができません。だからこそ、値動きに心を乱されない仕組みづくりが大事だと思っています。
自分の場合、それは次の2つでした。
- 日経平均を動かす銘柄とは違う、高配当株を業種分散で持つ
- ニュースの数字ではなく、自分のポートフォリオ画面だけを見る
派手さはありませんが、この2つのおかげで、日経平均が3,000円動く月でも淡々と積立と買い増しを続けられています。
⑥ 運用環境(楽天トリオ)
口座や積立の動線は楽天カード・楽天証券・楽天銀行にまとめています。
配当金はNISA口座(楽天証券)にそのまま入金されるので、非課税のまま再投資にまわせます。
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※本記事は個人の体験に基づくものであり、
特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

