日経平均が初の7万円台を突破した6月。テレビもネットも「史上最高値」「7万円突破」のニュースで盛り上がりました。
でも、自分のYahoo!ファイナンスのポートフォリオ画面は、それほど動いていません。
日経平均が3,000円上がっても、自分の保有株(高配当株が中心)は数百円〜千円程度の動きにとどまることが多いのです。
日経平均という指数の動きと、自分の高配当株ポートフォリオの動きは、まったく別物だと改めて実感した月でした。
そんな中でもいつものルール通りに新規購入となんぴんを実行。配当金は単月で34,834円。5月の5,175円とは桁違いの入金になりました。地味ですが、これが続くのが高配当株投資です。
① 今月の市場をひとことで
「日経7万円突破、でもジェットコースター」のひとことに尽きます。
6月は史上初の7万円突破という大ニュースがあった一方、3,000円超の急騰・急落を繰り返す荒れた相場でした。日銀が政策金利を1.0%に引き上げたことや、米イラン情勢の再燃が相場を揺らしました。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 6/8 | 日経平均が-2,563円(-3.85%)の急落、64,024円 |
| 6/16 | 取引時間中に初の7万円台到達、終値69,404円。日銀が政策金利を1.0%に引き上げ |
| 6/22 | 終値72,353円で史上最高値更新 |
| 6/25 | +3,191円高、終値72,366円で再度史上最高値更新 |
| 6/26 | -3,005円安の急落で69,360円。下落幅は史上3位 |
| 6/30 | 月末終値70,062円。月内高値からは下落して着地 |
② ここが本質:日経とTOPIXの伸びの差は依然として大きい
6月は日経もTOPIXもそろって史上最高値圏まで上昇した月でした。ただし両者の伸び率には、依然として大きな差があります。
| 指数 | 5月末 | 6/30月末 | 月間騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 約65,000円 | 70,062円 | 約+7.7% |
| TOPIX | 3,939 | 3,994 | 約+1.4% |
日経平均が+7.7%動いた月に、TOPIXは+1.4%。その差は約6.4ポイントもあります。5月(日経+9.5%・TOPIX+4.2%)に続いて、6月も「日経だけが派手に上がっている」構造です。
日経平均は225社の株価を平均したもので、ファーストリテイリング(ユニクロ)やソフトバンクグループのように株価そのものが高い銘柄の影響を強く受けます。
一方TOPIXは東証プライム市場の全銘柄が対象で、会社の規模(時価総額)が大きいほど指数への影響が大きくなる仕組みです。
市場全体のお金の流れを正確に映します。
6月の日経平均上昇を引っ張ったのは、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、キオクシアなどAI・半導体関連銘柄です。
日経新聞でも「7万円の恩恵は偏っている、時価総額の増加幅の半分以上を半導体関連の大型7銘柄が占めている」と報じられています。
日経平均が上がっていても、半導体に投資していなければ自分のポートフォリオは同じだけ上がらないという構造は5月と変わりません。
③ 為替も大きく動いた月
6月はドル円相場も大きく動きました。
| 時点 | ドル円 |
|---|---|
| 5月末(5/29) | 約159.4円 |
| 6月末(6/30) | 162.1円 |
| 月間変化 | 約+2.7円の円安進行(+1.7%) |
円安はオルカン(外貨建て資産)の評価額を押し上げる要因にもなっています。今月のオルカンの伸びには、米国株の上昇に加えて円安の追い風も含まれています。
④ 自分のポートフォリオの結果
【資産サマリー】
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 資産合計(6/30時点) | 4,024,894円(初の400万円突破) |
| 前月比 | +228,814円(+6.03%) |
| 含み益累計 | +581,671円 |
| 6月の受取配当 | 34,834円(18件、いずれもNISA口座のため全額手取り) |
【カテゴリー別の動き】
| カテゴリー | 前月比 | ひとこと |
|---|---|---|
| 国内株式(高配当株) | +5.39% | TOPIX(+1.4%)を大きく上回る動き |
| 投資信託(オルカン) | +7.32% | 米国株の上昇+円安の追い風 |
今月は資産合計が初めて400万円を突破しました。1月の320万円から半年で約80万円増えた計算です。
注目すべきは6月の配当が34,834円と一気に増えたこと。3・6・9・12月は高配当株の本番月で、5月の5,175円とは桁違いの入金がありました。
これがNISAなら全額手取り。地味ですが、これが続くのが高配当株投資の魅力です。
⑤ 今月の行動:新規10銘柄+なんぴん1銘柄
6月は購入が活発な月でした。新規で10銘柄を購入、そして1銘柄をなんぴん。すべてミニ株での購入です。
【新規購入10銘柄のセグメント内訳】
| セグメント | 銘柄数 |
|---|---|
| 通信 | 1 |
| 保険 | 1 |
| 物流・倉庫 | 1 |
| 紙・パルプ | 1 |
| 建設 | 1 |
| 小売・ライフスタイル | 2 |
| 化学・素材 | 1 |
| ゴム・タイヤ | 1 |
| サービス | 1 |
業種を分散して購入しています。一つの業種に偏らせないことを意識しているからです。
購入の判断軸はシンプルです。自分はYahoo!ファイナンスのポートフォリオ機能を使って、保有株と気になる株を一覧管理しています。
Yahoo!ファイナンスには、自分の保有株や気になる株を一覧で登録・管理できる機能があり、Yahoo! JAPAN IDを作れば(無料)誰でも使える便利なツールです。株価の変動が一目で見られます。
この画面を毎日確認して、次のルールで動いています。
- チェックしていた銘柄が一定の値下がりをしたら買いを入れる
- 値下がりしていなくても、配当利回りが魅力的なものは買う(今月で言えば保険セクターなど)
- 追加購入は前回購入価格より約20%下落したらというルール
面白いのは、日経平均が爆上がり・爆下がりしている時に、自分のYahoo!ポートフォリオの画面はそれほど動いていなかったことです。指数のニュースと自分のポートフォリオは別物だと改めて実感しました。
感情ではなくルールで動きます。それだけです。
⑥ 参考:投資家心理を見てみる
今月から定点観測として、市場の投資家心理を測る指標を載せます。指数の数字だけでなく、投資家の「気分」を見ることで、相場の温度感がわかります。
米国市場:CNN Fear & Greed Index
CNN Fear & Greed Indexは、0〜100で米国市場の投資家心理を測る指標です。数字が低いほど「恐怖(Fear)」、高いほど「強欲(Greed)」を表します。
| 時点 | 数値 | 状態 |
|---|---|---|
| 1年前 | 54 | ● Neutral |
| 1ヶ月前(5月末) | 54 | ● Neutral |
| 1週間前(6/22) | 37 | ● Fear |
| 直近(6/29) | 25 | ● Fear |
状態の見方: ● Extreme Fear(極度の恐怖) / ● Fear(恐怖) / ● Neutral(中立) / ● Greed(強欲) / ● Extreme Greed(極度の強欲)
5月末まで「Neutral」だった米国の投資家心理は、6月後半にかけて「Fear」へ急落しました。日本株が史上最高値を更新する裏で、米国市場は警戒感が高まっています。
日本市場:日経平均VI(恐怖指数)
日経平均VIは、日経平均が今後1ヶ月でどのくらい変動するかを示す指標です。数値が高いほど投資家の不安が大きいことを意味します。CNN版とは「数字の意味」が逆なので注意してください。
| 水準 | 意味 |
|---|---|
| 15以下 | 低すぎる(急落の可能性が高まる) |
| 20〜30 | 通常レンジ |
| 30〜 | 不安拡大(相場が底になりやすい目安) |
| 50〜 | 金融危機・自然災害レベル |
6月の日経平均VIは30台前半で推移。通常レンジを超えて警戒感が出ている水準です。日経平均が最高値を更新する一方で、日本市場でも「ここからの変動」を警戒する声が増えていることがわかります。
⑦ 来月への一言
日経7万円突破で世の中は盛り上がりましたが、自分の運用は変わりません。
オルカンの積立はタイミングを気にせず淡々と継続。高配当株はYahoo!のポートフォリオを見ながらルール通りにポチポチ買い増す。それだけです。
米国の投資家心理は冷え始めています。日経が強気な今だからこそ、自分のペースを崩さないことが大事だと感じています。
⑧ 運用環境(楽天トリオ)
口座や積立の動線は楽天カード・楽天証券・楽天銀行にまとめています。
管理がシンプルになったのは助かっています。
受け取った配当金もNISA口座(楽天証券)にそのまま入金されるので、非課税のまま再投資にまわせます。
▼あわせて読みたい
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補足:
その後も投資は続けています。
直近の状況は、月次でまとめています。
→ 月次報告(投資結果まとめ)
▼前月(5月)の投資結果はこちら
👉 【50代・NISA運用】2026年5月の投資記録|日経最高値の月、淡々と続けた話
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配当金って意味ある?高配当株を続けて分かったこと
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高配当株とインデックス投資はどっちがいい?2年併用した結論は「両方」だった
▼楽天証券で口座開設したい方へ
50代でも迷わない口座開設手順をまとめました。
👉 楽天証券の口座開設手順|50代でも迷わない完全ガイド
※本記事は個人の体験に基づくものであり、
特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

