はじめに
投資を続けてきて、一番しんどかったのは、
大きな失敗をしたときでも、大きくお金を失ったときでもありません。
いちばんきつかったのは、もっと地味なやつでした。
「このまま続けていて、意味あるのかな」
そう思い始めた時期です。
評価額が減ると、やっぱり気になる
評価損は、やっぱり気になります。
金額としては大したことがなくても、
評価額がマイナスになっているのを見ると、気持ちは下がりました。
理屈は分かっています。
- 評価額は一時的なもの
- 確定損ではない
- 長期で見れば誤差かもしれない
でも、画面に出る数字は「今」の現実です。
減っているのを見ると、素直にへこみます。
もし投資していなかったら、と思ってしまう
評価額が減っているのを見ると、
ふと、こんなことを考えてしまいます。

「もし投資していなかったら、このお金で何ができただろう」
- ちょっと良い外食
- 旅行
- 家の中の欲しかったもの
現実には使っていないお金です。
まだ売ってもいません。
損が確定したわけでもありません。
それでも、感覚としては「失った」に近い。
これが、地味に効きました。
地味に、じわじわ効いてきました。
他人の成績を見ると、さらに削られる
さらにしんどかったのは、他人の成績です。
SNSやブログを見ると、
自分よりうまくやっていそうな人は、いくらでもいます。
- 含み益が出ている
- 配当金が増えている
- 資産が順調に伸びている
「自分は何をやっているんだろう」
そう思うことがありました。
頭では分かっています。
人は人、自分は自分。
比べても意味がない。
それでも感情は、理屈どおりには動きません。
それでも投資をやめなかった理由
それでも、自分は投資をやめませんでした。
根性があったわけでも、強い意志があったわけでもありません。
ただ、こうしていただけです。
- 無理な入金をしなかった
- 投資額を大きくしすぎなかった
- 生活に影響が出ない範囲に収めていた
続いていた理由は「強さ」ではなく、
「壊れない設計」にしていただけでした。
思っていたより、リスクに強くなかった
自分では「このくらいなら大丈夫」と思っていました。
でも実際に評価額が減ると、
思ったより気持ちは揺れました。
自分が思っていたほど
リスク許容度は高くなかったんだと思います。
これは反省というより、
「自分の弱さが分かった」という話です。
投資を続けるうえで、
それは意外と大きな収穫でした。
撤退ラインがないと、余計に迷う
もうひとつ、きつくなった理由があります。
自分は最初から、
- 目的
- 撤退ライン
この2つが曖昧でした。
「どこまで来たらやめる」
という線がないと、
下がったときに
毎回“気持ちで判断”することになります。
たぶん、これが一番消耗します。
金額でも、期間でもいいので、
何かしらの基準を持っていたら、
もう少し楽だったと思います。
まとめ
投資で一番しんどいのは、暴落よりも、失敗よりも、
「続けていて意味があるのか分からなくなる時期」でした。
派手ではないけど、じわじわ効きます。
自分の場合、続けられた理由は才能でも根性でもなく、
無理のない金額で、生活が崩れない形にしていたからです。
次回予告
次回は、インデックス投資も高配当投資も、結局は「入金力」が一番効く感じた話を書きます。
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補足:
その後も投資は続けています。
直近の状況は、1月の月次でまとめました。

