はじめに
投資を続けていると、
ふと、こんな感覚が出てくる。
「自分、投資に向いてないんじゃないか?」
これは、
大きく失敗したときだけに出る感情ではない。
むしろ、
・淡々と積み立てている
・大きく増えてもいない
・減ってもいない
そんな中途半端な時期に、静かに出てくる。
今回は、
「向いてないかも」という感情を
どう消したかではなく、
どう扱うようにしたかを書いておく。

「向いてない」と感じる正体は、能力じゃなかった
最初は、
自分の判断力や知識が足りないから
そう感じるのだと思っていた。
でも、しばらく観察して分かった。
この感情が出てくるタイミングは、
ほぼ決まっていた。
- 相場を頻繁に見ていたとき
- 他人の運用成績を見た直後
- 増え方が想定より遅いと感じたとき
つまり、
投資の成果そのものより、比較と期待のズレが原因だった。
向いてないのではなく、
「期待していた投資像」と
「現実の投資」が合っていなかった。
感情を“判断材料”に使うのをやめた
以前は、
この違和感を「何かのサイン」だと思っていた。
・やり方が間違っているのか
・別の手法に変えるべきか
・やめた方がいいのか
でも今は、
この感情を判断材料に使わないと決めている。
理由は単純で、
この感情が出ているときほど、
判断が雑になるから。
焦り、羨望、不安が混ざった状態で出す結論は、
だいたい後悔する。
だから今は、
「向いてないかも」と思った時点で、
何もしない。
判断を保留する。
それだけで、ミスはかなり減った。
「向いてない」と感じる自分を、異常扱いしない
もうひとつ大きかったのは、
この感覚を排除しようとしなくなったこと。
向いてないと感じる=ダメ
という発想をやめた。
むしろ、
- リスクを感じ取れている
- 無理をしていない
- 生活を守れている
そういう状態だから、
この感覚が出ているとも言える。
投資に向いている人=不安を感じない人
ではない。
不安が出ても、
行動を崩さない人のほうが、
長く残る。
今の自分なりの結論
「投資に向いてないかも」と思う感情は、
消すものではなかった。
- 判断を止める合図
- 期待が膨らみすぎていないかのチェック
- 生活との距離を確認するサイン
そう捉えるようになってから、
この感覚は敵ではなくなった。
投資は、
強い人が勝つゲームではない。
感情を無視できる人が勝つゲームでもない。
感情が出る前提で、
壊れない運用を続けられる人が、
最後まで残る。
今は、そう思っている。
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補足:
直近の資産状況は、
3月の月次報告にまとめています。
▼高配当株だけでいいか迷っている方へ
インデックス投資と高配当株どっちがいい?両方やって分かったこと
▼実際に続けたリアルはこちら
投資2〜3年のリアル|正直こんな感じです
▼投資の考え方はこちら
投資は結局入金力が一番大事?長期投資で感じたこと

