投資信託を株の感覚で買っていた頃|円高でも口数が増えなかった話

円高時に全世界株式の投資信託の口数が思ったほど増えず、理由を確認する50代男性のイラスト インデックス投資

先に結論を書くと、
投資信託を「株と同じ感覚」で買おうとすると、
いろんなところで違和感が出てきます。

自分も最初は、

  • 円高ならたくさん買えるはず
  • 安く買って高く売ればいい
  • 個別株と同じように動くはず

そんな感覚で投資信託を見ていました。

でも実際にやってみると、
投資信託は株とは違う商品でした。

この記事では、
自分が始めた頃にぶつかったいくつかの気づきを書いておきます。

円高なら、たくさん買えると思っていた

正直なところ、

  • 円高=安く買える
  • 円安=高くなる

くらいの感覚で見ていました。

だから、
「円高だし、全世界株式の投資信託もたくさん買えるはず」
と思っていました。

でも、結果はそこまで変わらず。
「あれ?」という感じでした。

為替のタイミングについては、こちらの記事でも整理しています。

関連記事:
インデックス投資で為替タイミングを測るのは意味ない?実体験から

全世界株式の投資信託は“世界中の株”が入っている

自分が積み立てている
全世界株式の投資信託、いわゆるオールカントリーは、

  • アメリカ
  • ヨーロッパ
  • 新興国

など、世界中の株にまとめて投資しています。

つまり値段は、

  • 為替
  • 中に入っている世界の株価

この両方の影響を受けます。

このときは、

  • 円高方向には動いていた
  • でも、世界の株価も上がっていた

という状態でした。

円高で安くなる分と、
株価が上がって高くなる分が打ち消し合って、
「思ったほど安くならない」
という結果になりました。

投資信託は「基準価額」で決まると知らなかった

正直に言うと、
投資を始めた頃は、
「投資信託の価格は『基準価額』というもので決まっている」
ということも知りませんでした。

株みたいにリアルタイムで値段が動いて、
円高ならその分たくさん買える。
そんな感覚で見ていました。

実際は、

  • 中に入っている株の値動き
  • 為替の影響

これらを反映して、
基本的には1日1回、基準価額が決まります。

しかも、オルカンのような海外株式の投資信託は、
翌営業日の基準価額で約定するケースが多いです。

だから、為替だけ見ていてもダメなんだなと、
あとから分かりました。

基準価額の仕組みについては、
こちらの記事で詳しく書いています。

関連記事:
投資信託は思った価格で買えない|基準価額を後から理解した話

最初は投資信託も短期で売買するものだと思っていた

もう一つ、株の感覚で勘違いしていたことがあります。

投資信託も個別株と同じように、
「安く買って、高く売る」
そんなイメージでした。

実際に、少しプラスになったところで
売ったこともあります。

でも、

  • 自分が思っていた値段と違う
  • 値動きがピンとこない
  • 売るタイミングもよく分からない

そんな感覚がありました。

そのとき、
「あ、これ株と同じ感覚じゃないな」
と感じました。

今はインデックス投資は長期保有が前提だと分かっていますが、
始めた頃はそんなことも知りませんでした。

積立の考え方については、こちらの記事でも書いています。

関連記事:
NISAの積立は毎日と毎月どっちがいい?インデックス投資で比較

個別株の方が、感覚的には分かりやすかった

一方で個別株は、

  • 安く買って
  • 高く売る

という感覚が、投資信託より分かりやすかったです。

だから最初は、
投資信託より個別株の方がしっくりきていました。

もちろん、個別株の方が簡単という意味ではありません。

値動きも大きいですし、
銘柄ごとの業績や配当も見ないといけません。

ただ、当時の自分には、
「何をいくらで買って、いくらになっているか」
が見えやすかったというだけです。

買うより、売る方がずっと難しかった

投資を始める前は、
「買う方が難しそう」
と思っていました。

でも実際にやってみると、
「売る判断の方が何倍も難しい」
と感じています。

  • まだ上がるかもしれない
  • ここで売っていいのか
  • 売ったあとに上がったら後悔しそう

こういう迷いが出てきます。

投資信託でも個別株でも、
この迷いは共通でした。

だから今は、
インデックス投資については、
短期で売買するよりも淡々と積み立てる方が自分には合っていると感じています。

それでも、触ってみないと分からなかった

こういう感覚のズレは、
本を読んでいるだけでは分からなかったと思います。

実際に買って、売って、
自分のお金を使ったからこそ気づきました。

円高ならたくさん買えると思っていたこと。

投資信託も短期で売買するものだと思っていたこと。

個別株と同じ感覚で動くと思っていたこと。

どれも、実際にやってみて初めて分かりました。

50代からNISAを始める不安については、こちらの記事でも整理しています。

関連記事:
50代からNISAは遅い?15年運用のシミュレーションと実体験

まとめ

投資信託を「株と同じ感覚」で買おうとすると、
あちこちで違和感が出てきました。

  • 円高ならたくさん買えると思っていたら、世界の株価も動いていた
  • 安く買って高く売ればいいと思っていたら、売るタイミングが分からなくなった
  • 個別株と同じ感覚で見ていたら、1日1回の基準価額で決まる仕組みだった

どれも、本を読んでいるだけでは気づかず、
実際にやってみて初めて分かりました。

今は、
「投資信託は投資信託のやり方がある」
と割り切って、
淡々と積立を続けています。

細かいタイミングを狙うよりも、
続けられる形で積み立てることを優先しています。


補足:

▼これから始める方へ
投資を始めるときは、銘柄選びだけでなく、
積立を続けやすい環境を整えることも大事だと感じました。

自分は楽天カード・楽天証券・楽天銀行をまとめて使っています。
👉 楽天カード・楽天証券・楽天銀行をまとめるメリット|投資管理がラクになった話

※本記事は個人の体験に基づくものであり、
特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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さんじ

51歳のサラリーマン。
副業でブログを運営しています。

簿記2級・FP2級保有。

投資歴は2年で、現在は楽天証券で
NISAでオルカン(全世界株式インデックス)を積立。
余剰資金で高配当株(ミニ株)を約50銘柄保有しています。

「50代から始める投資で迷ったこと・気づいたこと」を、
実体験ベースで等身大に発信しています。

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