投資が向いてないかもと思ったときに確認した3つのこと|50代の実体験

投資への不安を確認する50代のイメージ 投資初心者

はじめに

「投資 向いてない」

この言葉で検索したことは、一度や二度ではありません。

含み損が続いたとき。
他人の成績を見てしまったとき。
入金力の差を突きつけられたとき。

そのたびに、
「自分は投資に向いていないのでは」
という考えが、頭に浮かびました。

意外だったのは、この感覚が出てくるタイミングです。
大きく失敗したときだけに出るものではありませんでした。
淡々と積み立てて、大きく増えても減ってもいない。
そんな中途半端な時期にこそ、静かに出てきます。

今回は、
その感覚が出てきたときに、
自分が実際に確認していたことを
3つに整理して書いてみます。

向いているかどうかの答えではなく、
判断を急がないための整理です。


① お金が減っても、生活が壊れていないか

評価額が減ると、気持ちは普通に沈みます。
これは何年やっても慣れません。

含み損が出ている画面を見ると、
「やっぱり向いてないのかもしれない」
という考えが、自然と浮かびます。

ただ、そのとき必ず確認していたのは、
実際に生活が壊れているかどうかでした。

・毎月の支払いに困っていないか
・生活費を投資に回していないか
・取り戻そうとして無理な入金をしていないか

評価額は減っていても、
これらが崩れていなければ、
状況としては「不快」なだけで
「危険」ではありません。

向いてないと感じる瞬間ほど、
感情と現実がごちゃ混ぜになります。

だからこそ、
「生活が壊れていないか」
この一点だけを先に確認するようにしていました。

ここが守れているなら、
少なくとも
今すぐやめなければいけない状態ではない
そう整理するだけで、
判断を急がずに済みました。


② 「増えるスピード」に期待しすぎていなかったか

もうひとつ確認していたのは、
自分が何を期待して投資をしていたか、です。

評価額が思ったほど増えない。
配当も、実感できるほどではない。

この不満は、
手法の問題に見えますが、
よく見ると原因はもっと単純でした。

入金額そのものが小さい。

インデックス投資でも高配当でも、
入金が少なければ、増え方は地味になります。

投資が向いていないというより、
「このペースで、ここまで増えるはず」
という期待が、現実とズレていただけ。

そう整理すると、
手法を疑うより先に、
期待値を下げるべきだったと分かりました。


③ 向いてないのは投資か、それとも感情管理か

向いてないと一番感じたのは、
お金が減ったときそのものより、
気持ちが揺れる自分をコントロールできない感覚でした。

あとから振り返ると、
この感覚が出てくるタイミングは、ほぼ決まっていました。

・相場を頻繁に見ていたとき
・他人の運用成績を見た直後
・増え方が想定より遅いと感じたとき

つまり、
投資の成果そのものより、
比較と期待のズレが引き金でした。

リスク許容度という言葉がありますが、
自分はそれを
「金額の話」だと思い込んでいました。

実際には、

・減った数字をどう受け取るか
・他人と比べたときにどう処理するか
・不安が出たときに行動を変えないでいられるか

こうした部分のほうが、
はるかに影響が大きかった。

向いてない=才能がない、ではありません。
多くの場合、
期待の置き方と距離感が整理できていないだけです。


3つ確認したあとは、何もしない

以前は、
「向いてないかも」という違和感を
何かのサインだと思っていました。

・やり方が間違っているのか
・別の手法に変えるべきか
・やめた方がいいのか

でも今は、
この感情を判断材料に使わないと決めています。

理由は単純で、
この感情が出ているときほど、
判断が雑になるからです。

焦り、羨望、不安が混ざった状態で出す結論は、
だいたい後悔します。

だから、3つの確認をして生活が守れていると分かったら、
あとは何もしない
判断を保留する。
それだけで、ミスはかなり減りました。


「向いてない」と感じる自分を、異常扱いしない

もうひとつ大きかったのは、
この感覚を排除しようとしなくなったことです。

向いてないと感じる=ダメ、という発想をやめました。

むしろ、

・リスクを感じ取れている
・無理をしていない
・生活を守れている

そういう状態だから、
この感覚が出ているとも言えます。

投資に向いている人=不安を感じない人、ではありません。
不安が出ても、
行動を崩さない人のほうが、長く残ります。


まとめ(白黒はつけない)

今も、
自分が投資に向いているかどうかは分かりません。

ただ、
向いてないと感じたときに
一度立ち止まって確認できるようにはなりました。

・生活は壊れていないか
・期待が現実とズレていないか
・感情の問題になっていないか

この3つを確認して、あとは何もしない。
それだけで、判断を急がずに済んだ場面は何度もあります。

投資は、強い人が勝つゲームではありません。
感情を無視できる人が勝つゲームでもありません。
感情が出る前提で、壊れない運用を続けられる人が、
最後まで残るのだと思います。

続いているという事実だけで、
今は十分だと思っています。



補足:
直近の資産状況は、月次でまとめています。

月次報告(投資結果まとめ)

▼不安との付き合い方をもう少し掘り下げた話
投資で「不安が消えない人」が見落としがちな前提

▼実際に続けたリアルはこちら
投資2〜3年のリアル|正直こんな感じです

▼投資の考え方はこちら
投資は結局入金力が一番大事?長期投資で感じたこと

▼投資管理をラクにしたい方へ
楽天カード・楽天証券・楽天銀行をまとめた理由

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さんじ

51歳のサラリーマン。
副業でブログを運営しています。

簿記2級・FP2級保有。

投資歴は2年で、現在は楽天証券で
NISAでオルカン(全世界株式インデックス)を積立。
余剰資金で高配当株(ミニ株)を約50銘柄保有しています。

「50代から始める投資で迷ったこと・気づいたこと」を、
実体験ベースで等身大に発信しています。

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